2014年7月10日木曜日

現代歯科治療に「黄帝内経」の思想を持ち出して良いものか?





   漢方 • 中医学の古典「黄帝内経(こうていだいけい)」によれば




    強い毒性を持つ薬は病の6割を除去するがそれ以上服用しては
    ならない。中程度の毒を持つ薬は病の7割を除去するが
    それ以上服用してはならない。弱い毒性を持つ薬は病の8割を
    除去するがそれ以上服用してはならない。毒性のない薬でも
    病の9割を除去するがそれ以上服用してはならない。
    それ以後は、穀物 • 肉類 • 果実 • 野菜などを食べる
    ことによって気を整え養って、正常な気を回復させ、邪気を
    すっかり取り除いていく。




    と出ている、らしい。(五常政大論篇)いや、綾ちゃんが
    オリジナルにあたった訳じゃないんだけどね。参考書からの
    知識。





     今、現在の話題は歯科治療な訳で、上の記述はずいぶん
    論点がずれているのは承知の上なんだけれど「本質的な思想」の
    上で一脈通じるものを感じる訳。




     自然療法をずっとやって来て色んな西洋医学のケースを
    タテやらナナメから見て来た綾ちゃんんも正直、歯医者さんに
    楯つくのは難しいものがあるんだ。




     だって、虫歯や歯槽膿漏が「自然治癒力」で治る話は聞かないから。




     だけどどこからどこまでが医療過誤だったり金儲けのいじくり
    回しなのかとか、つまりは「誰のために」治療が行われているのか
    見極めなければならないし、先端医療が後に思わぬ副作用を生んだり
    医療事故が出たり(そして取り返しのつかない事態に陥ったり)する
    訳だから慎重に行かなければならない。




     上に挙げた「黄帝内経」は医療の本質を明快に表した思想に
    他ならない。 





        






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