2017年5月14日日曜日

帰るたびに変貌を遂げているニッポン



綾ちゃんは数年に一度しか日本に帰省しないから
(単純に財政的な事情です。ぐっすん。)帰るたびに早回しの画面を
見るような気分に襲われる。毎回、日本は変わっている。


いや、もちろんドイツだってどこの土地だって生命があって
刻々と変貌を遂げるわけなんだけれど、日本は特にスピードが速い。


長崎「フェリー埠頭」の風景


今回特に目に付いたのは二つ。
インフラバランスの奇妙さと高齢化社会対応の町整備の充実度だ。
いや、この二つは表裏一体なのかもしれない。


インフラ全般の社会問題についてはここでは大きすぎるテーマなので
割愛するとして、とにかく町が「お年寄りに優しい」社会に
急ピッチに変化していることについては本当にびっくりした。



例えば信号。

綾ちゃんママなど(足は達者なのだけれど)とにかく歩くのが遅い。
よちよち歩きの幼児と歩いているのと変わらない速度なのだが
母と歩いていて横断歩道の信号が途中で赤に変わるという体験が
一度もなかった。(余談だが翌週ロンドンに行くとロンドンの信号は
東京よりも早く変わる。どう頑張っても青のうちに向こう岸に
たどり着けないという驚愕の忙しなさであった。)


綾ちゃんのミュンヘンの知人で介護関連の仕事で日本から
招聘されている方おられる。その方がおっしゃってらしたっけ。
日本はドイツに比べて高齢者対策が格段に進歩しているって。
いや、本当になるほどそうだった。


バスの停車時間も半端なく長いしシルバーシートもたくさんあって
しかし綾ちゃんの見たところそれでも数的に足りていないようだ。


高齢化社会に対して国と自治体が猛スピードで対応しているのが
印象的だった。



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