2014年11月14日金曜日

ヨーロッパ人の思考の転向

                  



       実はエンゲルさん、今月末にアフリカへ向けて旅立つ。
    今月中に大学の学位を取得出来る見込みなので、そのあとすぐに
    憧れの地、アマゾン(本屋じゃないからね、念のため)に向かうのだ。
    動物が好きで好きでたまらないという彼女。恋人も振って出掛ける
    という。今、部屋の片付けに大わらわ。



                     『KONMARIの本はアマゾン(こっちは本屋)で「お片付け」で
     検索したら一位に出てきた(!)から取り寄せてみたの。
     何より誰にも分かりやすく実行可能なのがいいわ。』


                       『アフリカへ旅立つ前にシステマテイックに持ち物を整理整頓
      したかったのよね.彼女の本から学ぶものは多かったわ。
      私ってなんて不要なものばかり持っていたんだろうって
      目からウロコだったわ。洋服のたたみかた、収納するときのコツ、
      そうすることで「持ち物」に対する愛情をキチンと確認出来たの。
      お片付けが人生が豊かになるきっかけになるなんてホント、驚きだわ。』



                     なるほど。彼女の発言の示唆するところは、①「お片付け」を
     「システマテイック」に習おうとする真面目さ。②整理整頓によって
     新しい人生を切り開こうというポジテイヴな心持ち、ということなんだな。


                         例えばドイツでもここ数年、「風水」への認知度が高まり
     綾ちゃんも患者さんから話題をフラレることも多い。

                         風水への関心なんかは典型的な「ヨーロッパ人の思考力の転向」だ
     という気がするんだよね。

                          つまり、どこまでも機能的な思考をしてきた彼らが日常の行動に
     別の視点からの意味と「意義」を見いだす、ってとこと。
     「物の置き方」、インテリアのチョイスが「エネルギー」「パワー」を
     変えるとしたら?って。




            

こんまりさん
チャーミングな方ですねえ。


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