2014年11月17日月曜日

日本人はエライ? 茶碗蒸しに銀杏




     お料理のマイさん(仮名)が茶碗蒸しのような食べ物を作った。




     スープ(牛の骨)に卵をいくつも混ぜ込んでカチャカチャやってから
    茶碗に入れて蒸し器で蒸したものだ。わざわざ泡立てるように激しく
    混ぜてから蒸すし、具は何も入っていない。だからこれを日本風の
    茶碗蒸しと呼んでしまうには相当無理があるが名付けるならば
    茶碗蒸しとしか言いようがない。



     日本で横浜中華街の華僑の有名人コックさんが中華風茶碗蒸しを
    披露しているのを以前テレビで見たことがあったのでまあ、こんな
    ものなのかなあとお昼時にいただいた。




     ドクターも奥様も一緒にお昼を食べたのだけれど、綾ちゃんが


        『日本では普通、決まった具材がちょっとずつ数種類
        入ってるんですよ。その中でも特徴的なのは銀杏ですかね。』


    と何気なく話すと突然、ドクターと奥様、二人とものけぞって
    驚いた。(のでむしろこっちが慌てた。)




         『何だって〜!!いやあ、こりゃあまいった!
         日本人ってどこまで素晴らしい民族なんだあ!』




      漢方、中医学では銀杏は白果といって薬剤だ。詳細はここでは省くが
     肺経を主としてまたはそれ以外でも処方される。



      西洋薬としても頭の血の巡りを良くする薬として、頭痛、めまい、
     認知症などの特効薬としてポピュラーになっている。 




      そういえば秋の味覚として(大人の味わいですよね)楽しむもの
     として、おもに茶碗蒸しの具材として行き渡っている銀杏だけど
     なぜ茶碗蒸しにはマストなのか知ってる人はあまりいませんよね。
     ネットでも調べてみたけれど納得できる説明は見つからなかったなあ。



      まっ、昔の人の知恵ってことで一括ですかね。





          

綾ちゃん、特に美味しいと思って食べたことは
ないんですけど、無いとさみしい銀杏です。



0 件のコメント:

コメントを投稿