『実は私、明後日親友の結婚式で花嫁の介添人をするんです。
絶対ドタキャンなんて出来ないのにすごく具合悪くて。今日も
仕事が立て込んでいて早退出来る雰囲気じゃあないし。』
見たところ彼女は立派な「風邪」。赤ら顔で鼻をぐすぐすいわせ喉も
痛いって。熱もこれから上がるんじゃないか?
ここら辺にな~んか誤解があるような気がしてならない。うちは
自然療法だからね。身体に「本質的」な意味で負担を最小限度に抑えて
治す。「明日までに」無理矢理治す、な~んていうのはむしろ西洋医学の
発想だ。もちろん、辛い症状を軽減させたり、上手くいけばこのまま
治っちゃったりもするけどね。
ドクターは相変わらずこんな時特有の能天気さを発動して、
『O.K.!じゃあ、ご近所特別割り引き(?)ってことで
100ユーロで治療してあげよう!出来うる限りのこと全部
やったげるよ。一時間時間取れますか?』
なんて突然言い出したものだから彼女びいっくり。まっ、そりゃそうだ。
『ひゃっ、ひゃくゆーろお?そ、そんなにかかるんですか?』
ほおらね!言わんこっちゃない。この場合、100ユーロセットコースが
いかに「お得」なのかを綾ちゃんが慌てて説明する。診察にいくら、
鍼にいくら、吸玉、指圧、漢方薬、、、普通なら200ユーロを軽く
越えるところだ。
『いいわ、それで治るなら!私、一度戻ってドクター ザンダーに
ちょっとお昼休みを長く取りますって言ってきます。』
そう言い置いて彼女は二度と戻ってはこなかった。
バイエルンミュンヒェンFC
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