また仲間が増えた。
お買い物好き(!)のドクターが後続隊の魚を買ってきたのだ。
鯉、コイ、KOIFISCH。これは画像検索の鯉です。
ドイツでもコイフィッシュと言えばああ、あれね、っと誰もが思い浮かべる
ことが出来るほど有名な魚らしい。でもあれってお庭の池で飼うもので
水槽に入れる種類じゃないでしょう?患者さんは皆、口々にそうおっしゃる。
大丈夫、小さい種類の鯉を買うから。ドクターはいつもそうお答えに
なっていた。ドクターは着々とご自分の思い描く病院を作り上げていって
いる、、、らしい。なにせこの発言を最初に聞いたのは綾ちゃんが
働き始めて間もない頃だったし、度々口にしてらしたから。今に台所を
改造して患者さんにお昼ごはんを振舞いたいとかロビーの真ん中に
水槽を買って鯉を買うとか。
綾ちゃんはその度に、おいおいどうするんだ、と思っていたが
はたと気がつけばいつの間にやらあれもこれも実現しているではないか。
今回、本当に小さい魚を買ってきた。金魚ちゃん達よりひとまわり
大きい程度。
いやん、可愛い。ええと、じゃ、綾ちゃんがいつものように餌を
いやん、可愛い。ええと、じゃ、綾ちゃんがいつものように餌を
あげていいのね。水槽の棚をごそごそ始めた綾ちゃんに向かってドクターが
『鯉の餌はね、専用のものでなければいけないんだ。
これをあげなさい。』
といって20kgはあろうかという米俵のような袋をえいさほいさと
持ってきた。
で、どうすんの?これをやれって?ちょっとちょっとお魚ちゃんたち
大丈夫かな?
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