昨日のブログで紹介したペディキュアの彼女は飛び込みの患者さんで、
うちにやって来た時には息も絶え絶え顔面蒼白もう今にも死にそうな
様子だった。
取るものもとりあえず、書類だけ頑張って記入してもらって、問診表などは
パス、直接診察台に横になってもらい、その状態でドクターが診察、治療を
行った。
鍼を打ってお灸を(ドクター御自ら)行う頃には患者さんの顔色も随分
良くなりほっとひとごこち。原因不明の顔面麻痺、頭痛や吐き気で
かなり危ない状態だったようだがとりあえず良かった。
精密検査は明日改めて受けに行くようだけどお大事に。
綾ちゃんはもともと今日予約をして来ていた二人の患者さんのケアに
集中していた。その間も電話はひっきりなしに鳴りまくる。
ほとんどがハッピーバースデーコールだ。
お花やプレゼントを持ってゲリラ的に訪問してくださる方もたくさん。
いやー、ありがたい限りだ。
やっとで落ち着いてきたかという時になって、またもやドアベルが
鳴りゆっくりと誰かが入ってきた。知らない人、、、というより
物乞いみたいだ。
うちの病院はミュンヒェンの中心部に位置していてあまりの
ロケーションの良さから浮浪者みたいなひとが迷い込むことがある。
綾ちゃんはもうある程度慣れていて、出来るだけ丁寧にお引き取り
願うことにしている。
でも、今回はちょっと事情がちがったんだ。
綾ちゃんが丹精したバラの花が咲きました。
が、びっくり!!綾ちゃんは赤い薔薇の苗を買ったのです!
い、いまさら返品とか交換もできないし、、、。
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