なーるほど。ト・モ・ダ・チ、ね。そのテがあったか。
以前、デュッセルドルフにプラクティカル ホメオパシーの由井寅子さんが
講演会にいらしたことがある。(乳児死亡事件より遡って数年前のことだった。)
綾ちゃんはこんな機会もまたとないだろうと思ってわざわざICEに乗って
デュッセルドルフまで出掛けていったものだ。
講演会では寅子女史お得意のべらんめい調飛び交う場。質疑応答の際、
ホメオパシーを使って化学薬品フリーの子育て中の若いお母さま方から
お決まりの質問が飛び交う。猩紅熱(しょうこうねつ=容連菌症候群、と
いうのかな?最近は?)の時、子供を医者じゃなくてホメオパスに連れて
いっていいのか?主治医は抗生物質を採らねば全快はあり得ないと
言っている。エトセトラ。
これらの質問は綾ちゃんもしょっちゅう受けるけれど答えようによっては
医薬事法に抵触するおそれのある職業的にキビシイものだ。自然療法家に
とって答えは歴然としている。「化学薬品は極力少なく。出来ればゼロが
いい。だけど重匿な場合は迷わず医者に行って薬に頼るべし。」
西洋医学では、誰が重匿な状況に陥るか判らないし感染による二次被害を
防ぐためにも感染症はすべからく抗生物質治療を行うべき(法律がある)、
予防接種も真面目に受けねばならない(法律による規制ナシ。実は脳障害等
副反応でたくさん裁判沙汰が起こっているから)。
綾ちゃん自身も相当ナーバスになるこれらの質問。寅子女史はどうやって
切り返すのか?綾ちゃん興味津々で成り行きを見守っていたところ、女史、
やおらマイクを掴んで質問者に向かって
『オイ、アタシとアンタはトモダチだよな!いいか?アタシは
トモダチとしてアンタに話しているだけなんだ。治療家とか
ホメオパスとか関係ないからな!予防接種は受けない方がよろしい!
抗生物質はよほどの場合でなければ必要ない!その理由をこれから
説明しよう!』
綾ちゃんは同じホメオパスとして寅子女史の治療法やその他の幾つかの
ことについては異議申し立てがある派なんだけど、この時の応答は
実に痛快に感じたものだ。
いや、だからトモダチ違いだって!
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