自然療法士、この国家資格は当初ドイツ国籍を有する者のみに
受験資格があった。EUの成立とほぼ時を同じくして受験資格はEU国籍の者、
のちに国籍を問わず、となった。
本来この資格はドイツ中に存在していた通称「素人(Laieライエ)」一掃を
目的に作られた物だった。ライエとはズバリホメオパスのことを指す。
もちろん西洋医学が彼らにつけた蔑称である。
ホメオパシー治療には西洋医学の知識は必要ない。ハーネマンの生きていた
18世紀から脈々と受け継がれているドイツ伝統自然療法は
シュタイナーやヒットラーなど時代の大物にそれぞれ保護されたり
擁護されたりしながら細々と生き延びてきた。道具を要しない治療だから
貧しい人々に受け入れられ自然派に守られてきた。常に医学と対立しながら。
ライエを西洋医療的な物差しにはめ込んでしまおう、医学的知識のないものは
治療行為を行ってはならない、というのがこの隠された意味合いだ。
現在のようにアルタナテイフが高級なものになってしまう以前の話。
ついでにそれ以外の民間療法もひとまとまりに自然療法の名でくくってしまった。
中医学やアーユルヴェーダ、カイロなど後続の海外療法もここに属すこととなる。
ちなみに外国人にも門戸が開かれた年に受験、見事一発合格を果たしたのが
うちのドクターで、彼はドイツにおける第一号の中国人自然療法士であった。
医学部に入学後、すぐに(働く必要に迫られて)取った資格である。
もともと中国で医師であったわけだから、ドイツ語さえわかれば
お茶の子さいさいだったよっておっしゃってらした。
カールス門広場名物スケート場オープンしましたねー!
このくまさんが押し車になっていて初心者でもオーケーなんですよね。
いつ見ても壮麗な感じだな。
こっちが裏というか表というか屋台が並んでいます。
子供が小さかった頃は本当によく行きました。
綾ちゃんはおかげでマイシューズ持ってます。
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