夏頃通院してらした44歳の女性がたった3回鍼を打っただけで
妊娠した。ツボ押しもしなかったし(お灸はやったかな?)漢方薬も
飲まなかったと思う。マズイからやだって。
確かあまり時間がないとおっしゃって、さっと来て
パパッと鍼を打ってもらって30分経ったらじゃあバイバイって
感じで颯爽と帰っていくバリバリのキャリアウーマンの女性弁護士さんだった。
そうは言え、彼女はこれまでずいぶん長い事不妊と戦ってきた。
もちろん人工授精も試したし。
これまで妊活にはこれがいい、て事を何でも試してきて甲斐がなかったのに
ひょっこり妊娠、今は全く元気な妊婦さんだ。
彼女がネット検索でうちの病院をべた褒めしたので
一気に不妊治療の患者さんが押し寄せてきたというわけ。
そのうちの一人が楽園さんだった。
でも弁護士の彼女のケースは全くのレアで、40歳代の女性だとほとんどの場合、
やってる治療は更年期障害のそれと変わらない。まずは胎内環境を
アンチエイジング的に良くするんだけど、年齢に逆らうのは並大抵じゃない。
出来ることと出来ないことがあるんだ。
それから彼女等が妊娠を焦る理由はこちらの情報外の事情もふんだんに
含まれている可能性がある。
そのことに思い当たったのは楽園さんの様子がなんだかおかしかったのに
気がついたからだ。
どんな田舎に住んでんだって感じだけどミュンヘン中央駅から
郊外電車で30分離れているだけですよー。
こうやってみるといい環境に暮らしているなあ。
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