2015年11月7日土曜日

妊活のストレスな日々





40歳代の妊娠希望者、実は意外と多い。


もうちょっと早く来なさいよー!と本当は言いたい。
30歳代後半ならまだ全然オーケーだから。
30歳を過ぎたら自然妊活を開始、35歳を過ぎても赤ちゃんが
訪れないようならそれから病院で治療妊活で通常はまず間に合う。

うちの病院は30歳代の女性に関して言えばかなり成績が良い。


綾ちゃんのママ友仲間の間でもよくこの話題は出るんだ。
たいていの場合、人は妊娠を簡単に考え過ぎていて(というより
「出来ちゃった」を恐れすぎていて)まだまだ子育てに煩わされずに
人生を楽しもう!とギリギリまで妊娠を望まない。


だけど妊娠はそう簡単なものではなかったりする。


妊娠しやすい体質なのかそうでないのかは前もってわからないからね。
「出来ちゃった」後だとずいぶん簡単に思えるけど。
年齢やタイミングが微妙だから、いざ子供が欲しくなった時には苦戦する。



月に一度のチャンスはストレスで、最近は皆あまり口にこそ出さないものの
周囲の圧力も大きい。
親戚筋からは「いいわねアナタはラクして好き勝手やって」的な目線を感じ
(いや、それも半分本当だからと内心の葛藤に苦しみ、またはそれも自分の
自意識過剰か?と悩み)、夫の意味のないちょっとした不機嫌も、
これも子供が出来ないせいかと悩んだり、いや、アナタだって避妊の時には
協力したじゃない、何よ今更と逆ギレしたりする。


そう、綾ちゃんの周囲でも出来ちゃったの人たちって意外に幸せそうだし。
若くして子供ができると周囲の人々が皆大騒ぎしてお節介を焼きたがる。
財政的に大変でも早く子育てが終わるから再就職も意外にすんなり行くし
何より大変な毎日がむしろ生きがいを作り、夢中で充実した人生を育む。


ドイツのママ達はここのところびっくりするほど初産の年齢が高齢化している。
その波に自分も乗ろうとしてもこれはさすがに簡単ではないんだ。






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