国家資格を取るぞー!と燃えていたこの時期、実は綾ちゃん、同時に
かなりの体調不良を抱えていた。産後の肥立ち、というけれど二男出産からあと
ほんのわずかの不具合がゆっくりと時間をかけて、こ、これは何かがおかしい、と
はっきり自覚するところまで来ていた。
ミュンヘンに来てから日も浅く馴染みの病院が無かったという事情もあり、
とりあえず自己流の治療でごまかしつつ(この話をドクターにすると、ああ、
その頃知り合っていたらボクが治してあげられたのになあって言われた。
全くごもっともです。)試験まで強引に乗り切ろうとしていた矢先、一気に
体調を崩し救急病院に駆け込む羽目に陥った。
綾ちゃんの病状についてはまあ、命に関わる病気ではないものの深刻な
状況であることは確かで、日を改めて罹患部の切除手術を強く薦められた。
その日は一泊の応急措置的手術で乗り切った。
これは例えていうなら盲腸炎の手術を勧められているようなもんで現代医学なら
お茶の子さいさいで完治出来るが放っておくと危険だよっと言われたような感じ。
でも綾ちゃんは既に申し込んでしまって目前に迫っている試験を逃したく
なかったし、こういう時こそ色んな自然療法を試してみたいとか思惑が渦巻いて
ぐずぐずしてしまった。
そうこうするうち試験の日を迎え、見事大敗してしまうのだった。
やっぱり、、、って感じだったけど。
綾ちゃんは毎年アドヴェンツクランツ(聖霊降臨祭のリース。
第1から第4週まで1本づつ灯の数を増やしつつ楽しむ。)
手作りします。これ、専用のお皿に乗せるだけで簡単です。
ちょっと今年は地味にまとめてみました。
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