伊坂幸太郎の小説だったと記憶してるんだけど、確か4人の夫と
常時不在の妻と(誰の実子かわからない)息子が同居してみんなで
仲良くやっていくってお話があった。ほんわかした良作だった。
現実離れしているから、面白くって暖かい小説に仕上がっていた。
そう、現実離れしているから。
ああ、ああ、本当に来ちゃったよ。こっちは現実だよ。「私の妻です。」って
アンタ、何考えてんだ!まさかこれはないだろうと思っていた風景に脱力。
今日のメンバーは夫と妻とパーシーとそれから • • • 犬。
とっても可愛くって人懐っこくって私を見ると「大好き!大好き!遊んで!」って
後ろ足立ちでだっこをせがむ。
まあ、かわいいって私がだっこしたりなでたり、、、出来る訳無いでしょう!!!
私は今、仕事中なの!ここは病院なの!たとえ全然病院っぽくない雰囲気でも
他の患者さんに悪いでしょう!患者さんにだって触れるんだから素手で犬に
触れたり出来ません!!、、、とは怒らず努めてにこやかに、
『ごめんね。可愛いわんちゃん。私はあなたをなでてあげられないの。
おとなしくしてられるかな?』
するとわんちゃん、突然私の ひざから離れ、おとなしく座った。
どうも言葉がよくわかるらしい。
『そう、その子はね人間の言いたい事がすごくよくわかる仔なの。』
奥さんはそういった。
『私はね、どんな動物とも話が出来るの。ベラ(犬の名前)はいつも
私と話しているから人間の言葉がまず何でも理解出来るのよ。』
こ、この奥さん、何者?
(つづく)
馬と鹿って交配出来ないんでしょうね。
ちなみに馬とロバの交配したものは漢方薬の材料にあります。
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