医者(開業医)には三通りの「種類」がある。
これはドイツでの区分なので他の国ではどうなっているのかわかりません。
即ち、①健康保険医 普通に医学部に入学して国家試験を受ける多くの医師の
コースはこれ。ドクターを名乗ることが出来てどの専門も開業出来る。
健康保険医の認可を受けられる。
②専門医 特定の分野でのみ(保険)開業出来る。整形外科医とか。
多分歯科もこの範疇?
③プライベート医 医療行為を行うことは出来るが健康保険認可はされない。
外国での医師免許取得者、美容整形外科医、自然療法医その他。
当然うちのドクターは③。うちのコンセプトでは保険医療には何の興味も無い。
が、この区分は社会的にというか保険会社の側から見れば全く別の側面を持つ
が、この区分は社会的にというか保険会社の側から見れば全く別の側面を持つ
ものなのだ。お金がらみで。
①、②、③。この種類によって適用される料金体系と保険の種類が違う。
ここは保険会社も狡猾で、綾ちゃんが契約した商品のパンフレットには
特約事項として「漢方•中医学に関わる全てのコストが90%カバーされる」
と謳ってあるが実際の契約ではものすごく細かい字で何ページにも及ぶ
説明書きの途中に「漢方治療を行う専門医の漢方に関わる部分の90%」と
書かれている。めちゃめちゃ詐欺じゃないか。
実際には専門医で漢方•中医学治療を並行して行っている医者は整形外科しか
いないし、その整形外科のオプションとしての漢方は具体的には鍼のみを指し
その鍼も医者がどこかのコースに行って来て一週間かそこらで習い覚えた
対処療法的なもの。診断はあくまで西洋医学的でレントゲンとともに行う。
舌診、腹診、脈診などの中国的思考は無し。漢方薬など誰も処方出来ない。
これは漢方でも中医学でもない。
もともとのお値段も天と地ほど違う。専門医での治療では
オプションの鍼を自腹を切って払ってもさしてお財布はイタまないだろう。
それらの契約事項をロンさんは全部見逃していたのだ。
子供が病院に遊びに来て耳ツボのモデルで
福耳遊びをしていた。
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