『それで何でうちが迷惑を被らなくっちゃならないんだ!
だいたい旅行なんて大切なことでミスしたのはドクター夫妻じゃないか!
こっちが相手のミスの尻拭いで家族バラバラに休暇を過ごすことは
ないじゃないか!』
夫の怒りはごもっとも。
お~い!ごめんよお!ひえ~ん!
でもさあ、じゃ、どうすればいいわけえ?
綾ちゃんなしの病院はまだ何とかなるとして(でもこの時期ホントに
患者さん一杯溢れかえってるんだよお!綾ちゃんナシはありえないよう!)
ドクターのいない時期に綾ちゃんが病院にいてどうするっちゅうねん?
『いいんだよ、それで。電話取りしてりゃあ。
いつもこきつかわれているんだから茶でも飲んで優雅に電話取りに
没頭する日があったっていいじゃあないか。』
夫はやけくそで口からデマカセを言っているだけだ。
綾ちゃんがこの期に及んでまだドクターと奥様を庇おうとするから
ついに怒らせちゃったんだな。
本当は夫の方こそ普段仕事優先で家族は後回しの典型的仕事人間。
綾ちゃんはそういうとこを尊敬してるんだけどね。だから上記の発言は
心にもないことだっていうのはよく解ってるのさ。は~あっ。
なあんてことがあって落ち込んでいる真っ最中に最上階の眼科に行った訳。
そして目の前に座っている「その人」に驚嘆してしまったということな訳。
ここに、夫が言ったとおりの「お手本」がいる、ってね。
本日、通勤途中ミュンヒェン中央駅のホームに
いたおじさん。おのぼりさんだな。
街中サッカーで浮き足立ってる。
綾ちゃんはサイドミラーのドイツカバーがお耳みたいで
可愛いと思う。
大手スーパーレーヴェではお買い物すると
選手のカードをくれる。
とにかく街中サッカー一色です。
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