とにかく綾ちゃんは翌週眼科の予約を取って眼鏡の処方箋をゲットした。
そこのドクターは休暇代理の女医さんでやっぱり無愛想だったけし
医者がそろって患者がくれば活気が出る訳でも綺麗な環境になるわけでも
なかった。
綾ちゃんとしては用が済めばまあいいやって感じで、もし目の病気の患者さんが
いたり綾ちゃん自身が目の病気になってもあそこには行かないしお薦めも
しないなあ、というのがただひとつ得た情報というところか。
あれから一年近い月日が流れ、つい最近綾ちゃんは「あのときの」受付の
オバサンと再会する日がやって来た。
うちの病院の患者さんとして。
(ていうか、なぜいつもこんな取って付けたような「オチ」が付くのだろう?
(ていうか、なぜいつもこんな取って付けたような「オチ」が付くのだろう?
実話のくせに。)
オバサンは綾ちゃんにこれまで何度か会ったことがあるのを全く覚えておらず
こう言った。
『もうあそこの職場を辞めようと思ってるんです。とにかく「非人間的」な
環境で。』
ネガテイブイオンに満ちた職場は健康の大敵です。さもありなん。ちい~ん。
お大事になさって下さいね。
ミュンヒェン中央駅の電光掲示板の宣伝
街を挙げてのうかれぶり。
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