もっとすごいのはピロシキ。
日本人でピロシキという単語を知らない人っているのかしら?
綾ちゃんは日本にピロシキという食べ物が上陸した時期を明確に
覚えている時代の証人(ああ、またしても年齢ばればれ)なんだけどね。
とにかく大抵のパン屋さんに置いてある。ロシア由来の食べ物だってことも
広く知られているよね。
wikiの写真。いろんな種類があるらしい。
でもドイツでは誰も知らない。
日本ではパンというのはお米より後発の分、スナック感覚で
広まっていったから(綾ちゃんの解釈だけど)おかずパンの種類が豊富で
楽しい。ピロシキなんて、そういうパン食文化が広まっていく経緯に上手に
取り込まれた感があるよね。偉大なるカレーパン様の後輩的位置付けになって
いるし。売っている場所は違えど肉まん様とはどう考えても親戚っぽいし。
ご先祖をたどるとあんぱん、アンドーナッツなんて血筋には何の由来もないくせに
パン屋における系譜の長を容易に推察できたりする。
ドイツにはこういう楽しいパンの種類が少なくってがっかりします。
これはドイツにやってきた日本人ならほとんど皆が最初に経験するがっかりの
代表的な例。パンはこちらでは日本におけるお米同様の大切な主食だから
大きな食事パンに重点が置かれていてどうも小さいものにまでパン職人さんの
気持ちが行き渡らないらしい。
ロシア人に日本人がピロシキの存在を知っていると言うとめちゃくちゃ驚かれる。
しかも日本人なら誰でも知ってるよと言ってもまず信じてもらえない。
まさかここまでピロシキさんが日本で有名になっているとは
想像もつかないらしい。
でも本場のピロシキって色々種類があるらしくって甘味系とか揚げてないのとか
具材もお魚やジャガイモ入れたりヴァリエーション豊かなのだそうです。
えっとね、日本ではよくひき肉や細かいお野菜入れたり、あっそう、
春雨入ってるなあ、、、と言った後で一人で恥ずかしくなってしまった。
ロシアでロシア人がピロシキに春雨なんて入れるわけないじゃないか!!
でもそういえば日本のピロシキってよく春雨入ってません?
何の疑いもなく食していましたがどう考えてもチャイニーズの発想ですよね。
海外で暮らすことがなければ決して思い当たることのなかった事実でした。
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