2016年2月6日土曜日

ドイツでのヴァレンタイン




      綾ちゃんが初めてドイツに上陸した頃、ヴァレンタインデーはまだ
     ドイツでは市民権を獲得してはいなかった。




      これには綾ちゃん、カルチャーショック。



      ニッポンでは一億狂乱お祭り騒ぎなのに何という静けさ!全く無いと
     いう訳ではなく時々お花屋さんの隅っこに「ヴァレンタインに花を贈ろう」
     とか地味なポスターが貼り付けてあるのを認めたりする程度。
     一体ここはいつ時代?いやいや、やはり日本がクレイジーなだけなんだ。
     とにかくヴァレンタインの一般の認知度はとても低かった。




      ヴァレンタインデーはドイツで年々少しずつその認知度を上げていった。
     ここ数年は2月14日に電車に乗ると花束を抱えた背広姿の男性を
     あちこちで見かけて微笑ましい。ヴァレンタインデーは愛の日で、
     主に男性がパートナーに愛や感謝を伝える。
     贈り物はなんでもいいんだけど、お花が一番多いみたい。



      そういえば一昨年のその日、夕方突然ドクターから携帯に電話が
     かかってきて花を届けるとかなんとか言ってた。たまたま綾ちゃんは
     用があって近くにいたので、ああ、そっちに行きますよって何だか
     訳も分からず病院に寄ったらスーパーマーケットの値札が付いたままの
     花束を手渡された。(当時まだ働いていたりんちゃんの分もあった。)
     なんでも奥様の話だと、今日はこうこうこういう日ですよって患者さんから
     教わって慌てて我々の分のお花を買い求めたらしい。
     あーあ、従業員に愛なんぞ伝えんでいいから、奥さんの分を買ってあげたら
     いいのに相変わらずトンチンカンだなあって思ったけれどありがたく
     いただいた。綾ちゃんは旦那様(チョコ好き)に日本風にチョコあげたから
     自分がもらえるのは嬉しかったね。


          昨年はもうすっかり忘れたらしく何ももらわなかった。



          今年は日曜日、可能性ゼロだな。ハッピー ヴァレンタイン!







またしても息子のSpeed Drawingです。
机がきたなーい!ちゃんと綺麗にしろー!


                         

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