正直、当時の綾ちゃんちの家計は火の車だったので(綾ちゃん、
働いていなかったし前の持ち家のゴタゴタで借金をこさえてしまって
いた)この時点での100ユーロの出費はものすごく辛かった。
が、綾ちゃん、この時既に「流れに従う」「流れには意味がある」と
考えるようになっていた。今、ここでセッション受けなければおそらく
一生同じシーンは巡ってこない。えーい、今月は悲惨な生活になるかあ!
と腹をくくって一人でセッションに赴いた。
間口は普通の住宅。
パワーストーンなどで装飾されてはいるが全体としては簡素な造りの
部屋だった。ヒーラーの彼はオ◯マにありがちなムキムキなよなよで
とっても柔らかい感じの人だった。綾ちゃんはとりあえず本命の彼女が
急用で代理で自分一人で来たこと。今日はミニマムのセッションを
お願いしたいことなど伝えた。
オーラソーマのセッションというのはタロット占いに酷似している。
好きな色のボトルを4本選んでそれぞれに現在、未来、過去などの
意味合いや問題点を見出していく。
綾ちゃんがその時どのボトルを選んだかはもう思い出せないけれど
綾ちゃんはその時々の気分で色の好みが変わるタイプではないので
ここら辺だったってのは覚えている。順番は定かでないけどね。
56番セイント ジャーマン
サンジェルマンですね。これを選んだのはよく覚えている。
色の選択というのは本当に面白くって人それぞれ。以前にもお話し
したけれど綾ちゃんは基本的に原色、強い色、激しい色が苦手。
ヒーラーの彼による綾ちゃんの人生あれこれは、、、うーん、、
なんだかなあって感じだった。出来ればおお、どうして私のことが
そんなにわかるの?ああ、あなたについて行きます的な成り行きを
期待(?)していたのだけれど。
彼は綾ちゃんに、とにかく真面目に四角四面に頑張りすぎ(えっ?)
もっと気を楽にして息抜きをして人生楽しむことを覚えなさいっと
言う論調に終始していた。
これ以上遊んでいいのか???
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