2016年5月20日金曜日

ブッフハイム美術館のブッフハイム氏について




      週が明けてお仕事モードの綾ちゃん。患者さんたちとは
     週末の予定やヴァカンスをどう過ごしたかを語り合います。


   
      今日は久々にパトロン氏がやってきた。残念ながらお一人。
     パトロン氏の膝の故障は我々の治療で劇的に回復したのだけれどもちろん
     昔のように完璧に戻ったわけではない。だが75歳を過ぎて週に二度は
     ハーフマラソンをやる日常に戻れた!!!すでにすごすぎる、が、
     毎日やっているヨガのポーズ(足を組んで首にかける!やつ)は今も
     ままならないらしく現在は3週に一度だけ調子を整えるために鍼に
     いらしている。



      綾ちゃん、パトロン氏にブッフハイム美術館へ春画を見に行った話をしたら
   


      『はー、美術館かね。ワシにとってあれほどつまらんものはないね。』


      突然出たパトロン氏のネガティヴ発言に妙に興味を覚えた綾ちゃん。
     普通、このシチュエーションで「それは良かった」以外のリアクションは
     珍しい。なんか別の面白い視点があるのかな。



      『ブッフハイムってあれだろ、Uボートの小説家の。くだらん金持ちの
      道楽趣味じゃないか。』




      ええ?ブッフハイムさんって画家じゃないの?お部屋に絵が展示して
     あったよ。まあ、綾ちゃんは(春画の方に気が行ってしまって)あんまり
     興味なかったけどね。そういえばUボートの展示や映画の写真もあったっけ。





      今日になってから新しい事実が発覚。なんとブッフハイムさんという人は
     画家で小説家で軍人で絵画コレクターだったすごい人だったんだ。




                                

この映画。綾ちゃんはまだ見てない。
そういえばババリア映画村(Bavaria Filmstadt)にも
いっぱいこの映画のセットが展示されていた。


一つ賢くなりました。
パトロン氏は美術館、博物館嫌いという人だったのですが
それとは別に物知りでおかげでいろいろ綾ちゃんに教えてくれたのでした。




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