ドイツでは思春期を過ぎた女の子が婦人科を訪れて
ピルを処方してもらうのは当たり前の事。
そんなのっておかしい、って思いませんか?
そうして結婚適齢期を迎え赤ちゃんが欲しくなる頃には
様々な障害が現れるけれど普通のお医者さんはこれをピルの
副作用だとはまず言わない。
結婚して5年経っても一向に赤ちゃんが来る気配がない。
そんなアンさん(仮名)は不妊検査のため産婦人科で検査を行った。
そして子宮内膜症の診断が下る。
人工授精を行う事を考えてお金を貯めた。
だけどその前にもしも自然妊娠が叶うならばと
うちの病院を訪れた。
『一回の鍼で赤ちゃんがやって来るなんて訳にはいきません。
漢方薬も大切ですし時間がかかるからある程度予算もかかりますよ。』
という私の説明に
『でも、それって何百ユーロとか千ユーロとかの話でしょ?
人工授精の費用に比べたら微々たるものですもの。
自然妊娠出来る可能性があるのならまるきりお安いものです。
構いません。そのくらいの出費は。』
とおしゃった。
そうか。ドイツでは3回のトライまで(最近法律が変わって州によっては
もっと多くの回数)半額保険負担されるんだ。半額と言ってもかなりの額になる。
高い高いと思ってたうちの治療費もあくまで相対的。
この真剣さにこちらも本気で向き合わなくっちゃ。
まずは女性の(ご主人も一緒に治療を受けてもらえればベスト)
体調を良くする事から始めるんだけど
とにかく基本は暖める、暖める。
身体に冷たいところがあってはならない。
よし、じゃあスタート。
今年も共同購入で冬瓜を買いました。
スープにするととっても美味しい。
身体を温めます。
photo by Ayako Y.
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