2013年11月25日月曜日

怒ると身体に良くないよ。 (七)







      昔、ホメオパシーの講義を受けた時にも再三講師の先生が
     おっしゃっていたな。怒りは病気を招くって。






   





      そのパイロットさんはとっても穏やかでいい人に見えるんだけど
     どこが(心理的に)まずいのかな?






      彼が言うにはね、特にお仕事の場面で怒ってばっかりなんだって。
     同僚に対して。他人の生命を預かる大切なお仕事なのにいい加減な
     準備しか出来ない人だとか、まあこのくらいでいいさ、っていう
     スタッフだとか、目先の利益しか考えない会社の上司だとか
     出世競争の中に巻き込まれることだとか。






      先に書いたグットさんのおばあちゃんなんかは怒りを放出しまくって
     そっちに全てのエネルギーを集中しちゃってるタイプだけど
     このパイロットさんは真逆。
     溜め込みすぎて怒りの行き場がなくって「気」が妙なところに
     滞っちゃってるのかな。「負」のエネルギーとして。





      そういえば彼は40歳くらいなんだけど独身で恋人もいない。
     勝手な想像だけど、私くらいの距離感なら上手く付き合えても
     すごく親密になると許せないことがいっぱい出て来るのかも。
     だって彼は(よくある「ザ!ドイツ人」の典型で)びっくりするくらい
     真面目なんだもん。プライベートで相手にもそういうのを要求する
     タイプなんじゃないかな。





              

子供の頃 ブラックジャックの「人面瘡(じんめんそう)」
を読んでショックを受けたのを覚えています。
このお話に出て来る人面瘡は患者さんの「良心」の現れだったんですよね。




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