ある日のこと、職場のキッチンで冷蔵庫を開けた。
明日の分の煎じ薬(綾ちゃんは現在湿疹の治療中。)を
ビンに詰めて冷蔵庫に保管しておこうと思ったのだ。
大型冷蔵庫には色んなものが一杯詰まっている。さすが病院!と感心するようなもの。例えば熱冷まし用のクーラーパックがどどんと積んであったりとか。
おお、中医学!と見とれてしまうようなものとか。例えば(様々な事情で薬を煎じることが
できない患者さんのために煎じておいた)漢方薬。それからお薬の材料。
おお、中医学!と見とれてしまうようなものとか。例えば(様々な事情で薬を煎じることが
できない患者さんのために煎じておいた)漢方薬。それからお薬の材料。
あとは食材!食材!さすが中国人!!ずらりと並ぶ中華食材!ドイツの普通のスーパー
マーケットではお目にかかれない様なお野菜やらソースとか。
マーケットではお目にかかれない様なお野菜やらソースとか。
どこに置いておこうかとぐるっと冷蔵庫を見渡し空いた場所を探す。と、
一番下の段にビニールが置いてあって全体に余裕を持ってぽつりと収まって
らっしゃる。うん、このビニールさんに少し詰めてもらおう。そう思って
その場所に狙いを付けた。するとどこからか、
らっしゃる。うん、このビニールさんに少し詰めてもらおう。そう思って
その場所に狙いを付けた。するとどこからか、
パリパリパリ • • •
と音がする。あれ?綾ちゃん、今、台所にたった一人だよね。音の出所がわからず
ぐるりと周囲を見回した。変なの、って気のせいということにしてしまおうかとした
瞬間、
瞬間、
バリバリガサガサ • • •
ひゃあああああああ!!!!こ、この、ビニール袋、い、生きてるううう!!!!
音の出所は冷蔵庫に置かれたそのビニール袋だった。しかもあろうことか
う、動いてる!!
反射的に冷蔵庫のドアを閉めた。
必死に理性を呼び覚ます。一体なんだ、何が起こったんだ。ビニール袋の
大きさと動き方、冷蔵庫の温度、、、一体何が考えられるだろう?
大した大きさじゃあ無かった。
小さめのどんぶり一皿分くらいの大きさだったよ。
一体何?
車窓の風景
photo by Jiro Y.
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