十二指腸潰瘍って大人の病気でしょ。
私は病名が意外にもメジャーなものだったことに驚き、同時に子供の病気としては
まるきりちぐはぐな感じがして呆気にとられていた。だいたい何で今まで
わからなかったんだ。
或いは潰瘍が潰瘍として「形」をとったのはごく最近のことなのかもしれない。
まあ、11歳の子供としては忙しい毎日だったもんね。私も胃腸は丈夫な方ではない。
子供心にいろいろストレスがあったんだろうな。しかしこれほど悪化するとは
ずいぶん苦しかったにちがいない。悪いことをしてしまったなあ。
結局息子の病気は漢方で治した訳ではなく入院治療で大部分を行ったことになる。
ちなみにこの病院はミュンヘンで最も評判の良いところで、本当にラッキーでした。
その前の年、やはり二男が盲腸炎で運ばれた時もここで(ああ、子供を産んでから
一体何度救急車に乗ったことか!)一週間過ごしたことがあったので勝手知ったる場所。
病院食も豪華、移動図書館と称してワゴンの貸し出し本サービスもある。
西洋医療のお蔭で(そう!否定ばかりしていてはいけない!)息子の病状は
はっきりと快方へと向かい始めた。
エアブロイの入り口とマイバウム
0 件のコメント:
コメントを投稿