だけど私にはとてもじゃないけどそんな勇気出なかった。
私の専門はそもそも漢方ではないし漢方のことは何一つ知らない。大体、
漢方と中医学の違いさえわかっていない。
あと、現代中国と中国人に対する偏見。そもそも純粋なドイツ人社会の中にさえ
入ったことのない私(夫も日本人だし勤めていた企業も日本の会社だった)が
「異文化の中の異文化」でやっていけるのか?まあ、ドクターいい人、カリンさん
いい人って思い込んですっかり幻滅してしまう羽目に陥ってしまうんじゃないのか、
などなどまずはネガティブ思考から入ってしまう。
でもそれと同時に、いいなあ、あそこの病院いいなあ、あんなところで働きたいなあ
という想いも募っていく。
そしてその日はやって来た。
患者さんにはいつもジャスミンティーをお出し
しています。
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