2014年4月16日水曜日

グリュプトテク(古代ギリシア)博物館でのコンサート

      


          差し迫って来ました州大会。



     さして練習もしないのにラッキーが重なって市大会でそれぞれ一位をとった
 我が息子たち。1月末のミュンヘン大会から2カ月とちょっと。その間二人の
 歩んだ行程は大きく異なった。
   


     ピアノソロ部門の長男はぐうたらが抜けずとりあえずコンクールとは
  関係ない二、三楽章に集中。いよいよ直前になって一楽章(コンクールでは
  通常ピアノソナタの場合第一楽章を演奏する)を復習しようとしては
  なかなか真面目になれず自律心との格闘に苦労してました。



         もっとぐうたらな二男はいつもだとなんとか練習をサボろうと
  するヤツなのですがそこは4人で行うカルテット。周りが許してくれない。
  他のメンバーの親御さん方が大変熱心でマスターコースやたくさんの本番、
  そのための合同練習と慌ただしく音楽、音楽でお勉強に支障をきたすほどだった。
  全く仲間がいるってありがたいもんだ。



         その中で二男のカルテットは本番直前コンサートを何とミュンヘン中心部の
  グリュプトテク(古代ギリシア)博物館で行えることとなりました。


           のちにヒトラーがナチスの全体集会としても使用した古代ギリシア神殿に
  似せた大広場。狂王ルードヴィッヒ二世が建てた美術館です。ピナコテク美術館や
  ミュンヘン工業大や音大もすぐそば。博物館内にコンサートホールがあるわけでは
  なくずばり彫像さんたちの立ち並ぶ中で音楽を奏でました。


            何と言う贅沢。コンサートは大成功でした。





ハイドン、メンデルスゾーン、シェスタコービッチを
弾きました。一番右のチェロの子が我が家の二男坊。







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