今年バイエルン州はものすごい暖冬で雪が積もる日が一日もなかった。
綾ちゃんにとっては雪かきしないですんだり薪を切らすことがなかったりと
楽チンな冬で良かったんだけどね。
冬が来るとうじゃうじゃやって来るうつ病の患者さんも今年はなく、
その代わりと言ってはなんだが躁病のインテリ女性が入れ替わり立ち代わり
やって来ては辺りに台風を呼び起こしまた散っていった。このあたりの様子は
以前書いたね。
、、、と思っていたら、冬の終わりに極めつけの重度うつ病の患者さんが
やって来た。
それがバーデさんだった。
高校(ギムナジウム)の先生でプライベート保険加入者なので支払いに
問題はないという。(これが「罠」なんだけどね。)とにかく出来るだけの
処置をして欲しいということでこちらも気合いをいれる。
英語と体育の先生。背が高く骨格のしっかりした典型的なドイツインテリ女性。 うわ、キビシイ先生なんだろうな。
しかし 服装が暗い。ファッションを含めて外見は診断を下す上で極めて
重要な要素だ。服が暗いとオーラもくすむ。こういう現象は患者さんが
無意識に選んでいる「空気」なんだよね。彼女の服にはお洒落を楽しむなんて
余裕は当然ながらどこにもない。表情も余裕なし。むしろ怒っているように
見える。
大丈夫かな?診断するのはドクターの役目だけど見た目だけでも重症に見える。
ミュンヒェンVICTORIAN HOUSE本店店内。
本格紅茶のお店。
ここだけはロンドンの空気?
久々にここでお茶をしました。
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