2012年10月28日日曜日

吉岡綾子物語⓵  



  私は福岡県福岡市生まれ。



自営業を営む父母の二女として生まれました。
ぼんやりやさんで読書好き、中学生の頃、ドイツ好きの
文通相手に影響を受けてゲーテを読み始め、
大学ではドイツ文学を専攻しました。


 大学院生の頃、突然青天の霹靂のごとく、大学の交換留学生に
選ばれ(申し込んでもいなかったのに!)ミュンヒェン大学に
やってきました。
2年後に帰国したのですが就職で再びドイツへ来る事になりました。
あれは東京で地下鉄サリン事件があった年で新年が明けるとすぐに
今度は神戸の震災が起こり、『わたしが日本を離れたとたんこんな事に
なっちゃって、いったい日本はどうなっちゃうの。』と胸を痛めた事を
良く覚えています。それ以来20年近くがたってしまいました。
あれから結婚(夫は日本人です。)、子供が出来て、その子供たちが
思いもかけず体の弱い子たちで、一念発起で医学と自然療法の勉強を
ドイツ語で開始して、、、はあ、色々ありました。



 諸般の事情から、あれだけ必死で勉強したのに資格を取るチャンスを
ふいにしてしまい形としては何も残らなかった私の医療キャリアに
突然降って湧いた就職話。
二男がお世話になった中国人医師の病院(鍼と漢方)で先生の
アシスタントとしてお勤めをすることになりました。
3月末の採用だったので8ヶ月めという事になります。



 今はまだわからないことだらけですが日々の体験は涙あり笑いあり
感動やらあきれかえる事件満載です。

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