2015年3月3日火曜日

放蕩息子は許される

          


            生命は助けられねばならない。




             身代金を支払えば敵の財源を豊かにするだけだとかそもそも自分の好き勝手で
  危険区に入り捕まったのだから助けなくていいなどという理屈はもはや
  成り立たない。前回の記事と矛盾するように聞こえるかもしれないが、「こと」が
  起こってしまったならばもはや議論の余地はない。生命の助かる方法があるのなら
  無益な血が流されてはいけない。父も母も子供を赦す。赦さずにはいられない。
  たとえどれ程愚かしい所業をした放蕩息子であったとしても。生命は常に尊く
  扱われるべきものなのだ。親と子の関係に立てばそれは一目瞭然だと思う。




               そして身代金(となる条件)を外交カードとして「政府(首相)」に突き付けた、
  ということは日本国という組織を大きな意味で「家庭」を延長した単位と
  捉えていることを示している。



                今回は結果的に全てが上手く運ばなかったようだが、全てが結果と
  なってしまった今、そのことで私は誰も責める気にはならない。現場の空気を
  部外者の我々に語る権利がないと思うからだ。



              生殺与奪の権利を手にした者は恐ろしい。犯罪の頂点。もうここに
  たどりついた者にはいかなる議論も通用しない。殺戮の権利は神たる権利を
  手にした充足感を与えることだろう。


                     今、我々は何をすべきなんだろう。



太巻きはエビやシャケのてんぷら巻き
アボカド、卵焼きその他お野菜も入れて
豪華だけど見た目はイマイチ。
美味しかったけどまた挑戦!します。


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