2015年10月7日水曜日

セッションの予約





       ある時彼女とスピリチュアルショップで石やオーラソーマを
      覗いていたら店員さんに話しかけられた。オーラソーマに興味ありますか?
      って。それで、この辺りでオーラソーマのセミナーをやっていたり
      セッションを受けられたりするところってあるんですか?と尋ねて
      みたところ、その店員さん(オーナーだった)自らやっていますよ、と
      おっしゃってパンフレットを頂いた。




   
              お値段を見ると結構お高い。今から10年ほど前だったけど
      100ユーロ前後。(いろいろプログラムがある。ミニマムで
      80ユーロ位。2時間くらいのお祓いまでついたマックスコースだと
      150ユーロくらいだった記憶がある。)
      ちょっと遊びで受ける額じゃないなあ。




       彼女はせっかくだから吉岡さんさえよければ通訳してもらって
      セッションを受けてみたいとおっしゃった。綾ちゃんに異存のあろう
      はずもない。その場で予約を取ってその日は帰路に着いた。
      彼女は日本ではオーラソーマの簡単なコースを受けたことがあるだけで
      本格的なセッションは初体験だという。綾ちゃんはこんなことで
      通訳するなんて初めてのことで、上手くできるだろうかとかそっちの
      心配をこっそりしていた。(医学の勉強は一通りしてるからボランティアで
      病気の方の医療通訳とかはしょっちゅうやってたんだけど、通訳というのは
      分野が異なると突然語彙が変わってくるからプロでもない綾ちゃんには
      結構しんどいものなのです。)




       ところがセッションの当日、彼女は大風邪を引いてしまい予約を
      延期する羽目に陥った。キャンセルの電話自体は特に問題なかった
      のだけれども、困ったことに延期した2度目の予約の日、又しても
      トラブルが起こってしまい、どうしても彼女は行けなくなってしまった。




       『でね、2度も予約を取り消すのはどうかと思ったので、
      考えたんだけど、吉岡さん、よろしかったらセッション受けて
      らっしゃらない?』





              しぇえええー?わ、私?
            こ、これも、天の思し召しってやつ?


           

ミニボトルのペンダント
彼女は自分で身につけると自分のエネルギーが強すぎて
すぐに鎖が壊れてしまうっておっしゃっていたっけ。









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