2015年12月9日水曜日

チェロの話





去年の秋口から息子のチェロ探しの話題を何度か出していましたが
成果については書いていなかったなーとふと思いつきました。
別に聞きたい人も(読みたい人も?)いないだろうと放っていたんですな。
でも年末にあたり、綾ちゃん年頭のビックイベント?だったわけだから
(そしてそれに続く財政難の始まり)今年の出来事総決算で
綾ちゃんにとっては大切な話題なので今日から数日はあくまで
自分の自己満足的日記ぽく書きたいと思います。



弦楽器というのはとにかくお金がかかる、というのが通説ですが
振り返ってみるとそれほどでもないかな?
日本だとかなりものすごくって、ドイツにいたからこそ
こんな贅沢なお稽古事を息子にさせてあげられるのかな?とも
思うけれどね。いづれにせよ教育費は大きいですけどね。
(これも日本の比ではないらしい。)



昔と違って今は楽器のレンタルが盛んだからたいてい何でも購入せずに
済んじゃう。弦楽器の場合は子供の頃から分数楽器と言われているミニチュアを
身体の成長に合わせて買い換えなければならない。
ドイツだとムジークシューレと言われる音楽学校に入ると
ほとんどの場合、内輪の格安料金でレンタルできる。
楽器屋さんでレンタルしてもせいぜい月に30ユーロ以内で収まる。



だから大人用が必要な時期が来たってずっとレンタルだって構わない。
楽器保険だって安いものだしその方が気楽だ。
駐在のご家庭など皆さんピアノはレンタルで済ましてらっしゃる。
質だって決して悪くないし、何よりも素晴らしいのは
楽器そのものよりもヨーロッパの空気の程よい乾燥度だ。
クラシック音楽が生まれ育つのはこういう気候なんだと思い知って
しまう。弦がポンと音を出すときの気持ちいい弾み方は日本とは
比較にならない。



それでも、それでも!自分の楽器を持たねばならない時がある!





文章となんの関係もありません。
ドクターのお絵描きです。中国の有名な人の肖像画かと
思いきや、全然関係ない人ですって。
本の挿絵の人物を真似て描いてみただけだって。


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