2016年5月29日日曜日

「遺伝子操作食品含有」的な 食品表示に滅多に巡り合わない




     日本ではGMという表記の方が市民権を得ている感があるけれど
    それが要するにどういうものなのか、どこが議論の対象になっていて
    現状はいったいどうなっているのかよくわかっていない人が多いんじゃ
    ないだろうか?


     ドイツの学校ではデイスカッションのテーマになったりと盛んに取り
    上げられてはいるようだけれど、遺伝子操作食品についてやはりそこまで
    皆が皆、詳しいわけではない。
    漠然とした不安を感じていてとりあえず自衛のために食品表示に気を配ったり
    自然食品のお店で有機栽培の野菜を購入したりという行動が精一杯という
    方がほとんどだ。賛否両論あるのだろうけれど(綾ちゃんは賛成意見など
    これまで誰からも聞いたことないけれど)ネットをググればいくらでも
    懸念の根拠は出てくるから(例えばここ)用心するに越したことはない。



     綾ちゃん自身は日本のTPP法案をめぐる議論が活発になりだした頃、
    関連事項としてよく遺伝子組み換えの記事を読んだ。
    EUでは日本と比べて規制が厳しくスーパーマーケットなどの販売店のみならず
    レストランなどでも表示義務がある、、、らしいが正直かなり訝しんでいる。


            

ちょっと見にくいけれど食品表示の一例。遺伝子操作を行った大豆製品である
(Soja-Eiweiß genetisch verändert)旨、明記されている、、、が???

上の写真はバイエルン州政府環境庁のHP中の食品表示例だけれど
いろんな意味で興味深い。


この製品はどうも大豆代用肉(Soja-Schnitzel=目の詰まった高野豆腐のような感じ。
食感がカレー用肉に似ている)のようだ。この食品を主に食す消費者は
ヴィーガン(Vegan=完全菜食。最近はこの単語、日本でもよく目にしますね)の
方。ヴィーガンといえば食品汚染に一番敏感なグループの人々です。
このようなターゲット相手の商品として遺伝子操作された作物を
使うのだろうか?絶対売れないでしょう!、、、つまり綾ちゃんのギモンは、
この表示は果たして本物なのだろうか?ということなのだ。
お役所の方、誤解なら許してね。


綾ちゃんがこのような疑問を抱くのにはれっきとした理由がある。


綾ちゃんは現実に日常のお買い物で上記のような「遺伝子操作食品含有」的な
食品表示に滅多に巡り合わないからだ。





ちなみに綾ちゃん、乳製品は極力Landliebe(ラントリーベ)を
購入している。GMを使わない、ホモジナイズしない、加熱殺菌
しない自然派志向を全面に出している(のにbio製品ほどお高くない)潔さが好き。
もちろんお味もグット。ただし瓶詰めでなければ風味の違いは実感しにくいと思う。





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