2016年12月31日土曜日

掃除にかける熱意も違う

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     フランクフルト時代の綾ちゃん、ちょっとおしゃれな新築マンションに
    暮らしていたのだけれど綾ちゃんも周りの住人たちは誰も皆、驚くほど
    掃除好きで「超」がつくほど清潔な暮らしをしていた。



     ある時綾ちゃんが近所のママ友(ドイツ人)のお宅にお呼ばれした時のこと
    綾ちゃんお持たせの梅酒(自前だったりするととっても喜んでもらえます!)
    を数人で楽しんでいたら一人のママが誤って足元に置いていた瓶を
    壊してしまった。



      『あらら、大丈夫、大丈夫。ちょっと待っててね。すぐに
      片付けちゃうから。気にしなくていいのよ。』


    

     たいしたことないのよ、なーんて言いながら彼女の行った「片付け」は
    綾ちゃん的には大掃除級の丁寧さだった。ガラスの破片をちりとりで掃くに
    始まりブラシや濡れタオルでとことん綺麗にする。完全に元に戻すまで
    15分はかけたと思う。



     いやー、匠の技見ちゃったなーなーんて思いながら数件隣の我が家に
    戻る道すがら、今度は別のドイツ人ママがお二階のベランダで電話している
    姿を見かけた。あれれ?彼女は今日風邪ひいたからパート休むって
    おっしゃって綾ちゃんが息子くんを幼稚園に連れて行ったんだっけ。
    

     彼女はパジャマ姿のまま、左手に受話器、右手に雑巾持って誰かと
    おしゃべりしながらベランダの手すりや窓を一生懸命拭いていた。
    どうもお掃除の手を動かしていないと手持ち無沙汰らしい。
    もちろん彼女のお家も完璧にピカピカで何時ぞやは
    洗濯物を取り込むたびに洗濯機をピカピカに磨き上げる姿を目撃して
    ぎょぎょっとサカナくんになってしまったのを覚えている。


         やっぱりみんなの爪の垢、もらっとけばよかったな。 






スマスマの最終回観ました。こんなこと言っちゃなんだけど
最後まで歌は下手だったなあ(ごめんね)。
でも「世界に一つだけの花」この名曲はずっと残っていくと思う。



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