2015年2月26日木曜日

ドイツでの反応は?

                      


        コンクールでうちの子達の本番が終わり、結果発表を控えて
      うろうろしてたら、二男のチェロの先生(ドイツ人。70歳くらい)に
      ばったりお会いした。それもそのはず、綾ちゃん達は気が付かず
      審査員控え室の前を通りかかっていたのだ。



                         うちの先生はコンクールの審査員をなさってらっしゃる。
      バイエルン地区会場3箇所を3週間にわたって審査なさるそうで
      お忙しい。どこに行ってもご自分の教え子に出くわす訳だが、
      自分の生徒が出場するブロックは自主的に退出又は別の審査員と
      交替なさるので会場では滅多に会うチャンスが無い。



                           『おお、どうだった?本番は?』



                       まっ、色々失敗も(細かく言えば)あったんですけど。綾ちゃんが
      説明する。審査員がどのくらい厳しく評価するかだね、まあいいさ、と
      先生はのんきにおっしゃる。



                         いやー、何か疲れがどっと出たぞ。
      実は昨日のニュースのせいで、、、先生、ドイツ人の方って今回の
      日本人拉致事件をご存知ですか?


                          先生はご存知なかった。 病院でも金曜日までの時点だと
      知っている人と知らない人とそれぞれで(だいたい1:2位の割合で
      知らない人が多かった。)この話題に食い付いてくるのは
      普段から新聞を丹念に読むタイプの患者さんたちに限られていた。
      ということはドイツのメディアでこの事件は(まだ)大々的に
      取り上げられているわけではないのだ。



                           あのですね、こうこうこういう事件が起こっていて、、、
     綾ちゃんが事件の概要を説明する。Youtubeを利用した斬首刑画像の
    くだりにさしかかると、先生、いきなり興奮して、



                      『フラウ ヨシオカ、あなたはその画像を見たと言うのか!?
      いけない!いけない!絶対にそんなことをすべきではない!』


     とお怒りになられた。無理もないよね。誰が聞いたって酷い話だもの。




切り分ける前のお寿司
実はこれにはカラクリが、、、。



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