2013年2月21日木曜日

プロフェッサーのお友達 ②





      プロフェッサーはアメリカ在住の友人をこちらに寄越したいと
     言って来た。




 ひええ〜!アメリカ人の女性?どうしよう?英語で話す事になるのかしら?
英語なんて学校時代にやったきりでもう全然だめ。 と、いうよりうちのドクターが
英語だめの人なのでこっちに色々とお鉢が回って来るかも • • • 。と勝手に
あれこれ皮算用を始めた私。何でも1週間だけミュンヒェンに滞在するんだって。
プロフェッサーと同じ病気で苦しんでいらっしゃるらしい。
やっぱり毎日うちに通って来るって。



 ああ、来週も予約でいっぱいだあ、とこっちがめまいでくらくらしていたら、
先生が、

 『来週からもう一人助っ人が来るからね。楽になるよ。』

                         と、おっしゃった。



 え、本当?嬉しい!やった〜!と思いきや、誰が来るのか名前を聞いて
かなり心配になった。「新顔」と言うのは私も知ってる患者さん(!)だった。
20歳の男の子。職業研修で来るんだって。
私は彼の顔を知ってるくらいで全然話をした事もないんだけど、病歴は
知ってるからなあ。


 
 彼、ラルフ君(仮名)は学習障害(発達障害のひとつ。知的•発育障害はなく学習に
問題がある)の子で長くうちに通っている。高校卒業資格が取れなくて2回チャレンジした。今年やっとで合格して(エライ!!)お母さんと大喜びしてらした。
これから職業選択が始まるのだ。ここらへんの過程は日本とはずいぶん違う。
うちの子たちはまだその段階ではないので詳しい事は残念ながらよくわからない。
私の知る限りラルフ君はおとなしくて優しそうな子だ。


    でもこれは「お仕事」だ。
   (あ〜あ、きっとこれもドクターにかかっちゃ、「治療」の
    一環ってことなんだろうなあ。)



                大丈夫なの??



(つづく)




 今回、共同購入で初めて買った日本食用のお米です。でも • • •。



           MISAKOさんって
             

            明らかに中国人!?



             MISAKOさんって • • • 誰?



 

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