2013年7月17日水曜日

トマトのその後



 トマトのくだりを夫に話すと夫は


  『お前の職業規約に「トマトを切る」というのは入っているのか?』



と責められた。責められたというよりはあきれられたと言った方が正確だが、より正確に
言うと彼はきっと四六時中一緒にいて身の回りの世話を私にやいてもらっているドクターにヤキモチをやいているだけのように見える。


 不思議なものだ夫婦というのは。うちは職場結婚で会社で会っているだけでは物足りなくてずっと一緒にいたいから結婚したのにいざ家庭を持つと主人は彼の同僚の女性たちに
取り巻かれ、私は朝から晩までドクターと一緒にいてあれこれ世話をやいてる。


 まあ、それはともかく彼曰く、


  『オレが職場の ○ ○ さん(直接の部下)たちにむかって「トマト切って
  ください」なんて言ったらひと騒動起こっちまうよ。公私混同だとか女性蔑視だ
  とか。』


ふむふむ、なるほどね。アットホームな家族同然の職場でこそのエピソードってことか。


 トマトって多くの人に愛されているお野菜でしょ。生食は苦手でもジュースやソース、
ケチャップとか食生活に沁み込んでいるし。これをはずしちゃあ食卓はずいぶん寂しいものになっちゃうよね。日本もヨーロッパも、そしてそれから中国もきっと。





         SMAPの「セロリ」は歌詞ごと「トマト」に変えても
         いいと思う。



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