2013年7月22日月曜日

トマトの悲劇




          彼女によるとこういうことだった。



 彼女は国立歴史研究所の研究職員で時折テレビのドキュメンタリー番組の監修を手掛けたりする。彼女のチームはエコ系の特集を組むことも多く成り行きでロケ話を耳にはさむことが多々あるのだそうだ。



 ヨーロッパで消費の多いトマト加工品。その原材料となるトマトはほとんどが中国から来ている。そしてそのことを誰も知らない。何故なら商品のラベルにはイタリア産と明記されているから。
トマトは中国国内で加工され大型輸送でイタリアに運ばれる。そこで瓶詰め缶詰めされ
欧州各地に運ばれていくだ。
made in Italyと冠されて。



 うひょお!し、知らなかった!考えてもみて、イタリアだけで全欧州をまかなえる
トマトソースを生産出来るわけがない。トマトだけじゃあなくって、多くの冷凍食品、
保存食品は中国の野菜を使っている。



   『出来合いのケチャップやミートソース、トマトジュースは高級メーカーの
   ものでも同じ。私はフレッシュトマト、またはフレッシュジュース以外は
   使わないわ。』


 もしかして、日本の高級食材店で売っている輸入もののイタリア産トマト缶って
中身は中国産だったりする???


      

   
              ショック!大好きトマト缶

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