2015年4月10日金曜日

リメット!ですか?と言われても何のことだかわからない




                                あれは何年前のことだっけ?




                       子供がおじいちゃんから送られてきた「ゆかり(シソふりかけ)」に
     ハマってしまい、もっと欲しいとねだるので日本食料品店に買いに行った。

             

これ。素朴でハマる。


                          あれー?ないなあ。ふりかけの棚を見るも見当たらず。スタンダード
      のりたまとかすき焼き、三十種野菜入りとか華やか系(?)ふりかけに押
      されて入荷されてないのかなあ?



                            『何かお探しですか?』



                       にこやかに近づいてきた店員さん。年の頃は50歳過ぎ。綾ちゃんより
      絶対歳上。この人なら「ゆかり」の無い食卓の寂しさを判ってくれるかも。
      ここには無くてもどこの店に置いてるとか教えてくれるかも。


                             『あのっ、「ゆかり」はありませんか?』




        するとこの店員さん、張り切って



        『リメットのことですね?』


        はっ??何?それ?



      綾ちゃんがリアクションに困って絶句していると更に




        『お風呂に入れるんですよね?


      おいおい、何のハナシをしてるんだい?綾ちゃん、このテの
     「ズレ」かたというか気まずい空気に耐えられなくて




         『い、いえ、違います。あ、あの、ありがとうございました。』



       と言い置いて店を出てしまった。



      あの時の「リメット」とはライムのことだったんだ、と気がついたのは
     実に最近のことであった。




      でも、、、大体、なんでゆかりがライムなんだ??


      そう、ライムがまだドイツ社会に認知されていなかった頃の
     お話でした。





バイロイト歌劇場の前庭 花が咲き乱れていました。





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