2014年2月5日水曜日

眠りたいの。 その 6








                今日もまた新しい患者さんが来る。





         笑っちゃうほどなだれ込んでくる患者さんたちには、ある「流行」があり、
まるで流感の如く同じ症状を訴えるのだ。もちろん患者さん同士がクチコミで繋
がっているケースも多いけどね。
そういえばネットでチャット仲間の患者さんが「リアル」の場としてうちの病院を
「オフ会」状態にしてたことがあったっけ。つまり、当人たちは面識がなかったん
だよね。それは肥満(!)サイトの仲間だったんだ。他人に言えない悩みをネット上で
分かち合う、なるほど便利な世の中だね。





  不眠に話を戻すけど、一般的に女性の方が眠りが浅い。原始社会において
狩猟しなければいけない男性は昼間の重労働に供えて熟睡、女性はねぐらで
子供や家族に異変が無いかいつでも感知出来るように神経が出来上がっている、
らしい。




 綾ちゃんは専業主婦だった頃はすごく眠りが浅くて、ちょっと心配事や
小さなストレスでもあろうものなら直ちに眠れなくなったものだ。まあ、
そこは専業主婦だから翌日お昼寝ってテがあるので気楽なもんだ。対照的に
綾ちゃん夫は布団に入ると1、2、3で熟睡してしまう。 



 ただ、眠れない時、信じられないくらい頭の中で心配事が増幅していって
胸がどきどきしたり叫び出したりしそうな恐怖に駆られたり、つまりパニック
症候群に陥りがちだった。だから不眠で悩む女性を見るにつけ他人事とは
思えないくらい同情しちゃう。
幸い綾ちゃんの場合、現在の職業に就いたとたん、全ての入眠障害は雲散霧消して
いった。ブルーカラーな肉体労働だもんなあ。神経は男性化させる事が可能らしい。



 あともう一つ、当時太り気味だった綾ちゃんはちまたの噂で「夜ごはん食べない
ダイエット」を敢行してみた。倖田来未さんがそれで痩せた、という番組を観たのが
きっかけだった。そしたらダイエットはともかく(いえ、すごく効果あるんですよ)
それより何より信じられないほど「深く」熟睡出来たのに驚いた。もう、自分は
死んでたんじゃないかと思うほど深く、深く、そして翌朝の目覚めの爽快な事!
胃腸と腎臓を全て休ませた状態では身体全体が「睡眠」を堪能できるのだ。



 ただし、これは誰にでも当てはまる事ではないらしい。綾ちゃん夫などは
空腹状態では夜中に目が覚めてしまう。上手い具合に満腹中枢が働いていないと
熟睡出来ないらしい。



       ううん、難しいもんだ。









              
倖田來未   好きで、 好きで、 好きで

     

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