2015年9月20日日曜日

誰を治すのか、どうやって治すのか





      綾ちゃんが一人でヒートアップして話がずれちゃったけど
     オードリーママの話題だったね。




      上手くできたものでママは自分と子供の治療にかこつけて
     悩み相談室に通っている感じだ。一生懸命健康相談をしながら
     カウンセリング的な雰囲気になっている。
     綾ちゃんみたく、言葉尻にとらわれないでおおらかに彼女の言葉に
     丁寧に耳を傾けるだけでいいのかもしれない。




      例えばうつ病の患者さんとか、鬱っぽい人ならたくさん知っている。
     彼らと接することを思うとそうか、そう大差ないと思えてくるから
     不思議だ。
  


      自分の弱さを自分で見つめるのは誰にだって難しい。外国に来て、
     当てが外れて自分の甘い部分や弱い部分とも向き合わなくっちゃならなくって
     自分ばかりがハズレくじを引いたような気分でストレスがたまる。
     訳も分からずいろんなことが心配になってくる。




      そんな時、かかりつけのお医者さんというのは心安らげる大切な
     場所だということなんだろうな。一般の保険医療機関では3分診断で
     じっくり話を聞いてくれはしない。確かにうちのような私費医療の病院では
     高いお金を払っている分、些細なことでも付き合ってくれる。自分が
     辛い思いをしているのをそうとは言わずこじつけでもなんでもガス抜きに
     利用するというのは(金持ちの特権と言ってしまえばそれまでだけど)
     悪くないのかもしれない。






      綾ちゃん、自分のアタマの中で考えていることが簡単に外に
     知られなくて(多分知られていない、、ことを願う)よかった。
     自分の規格、価値観に合わない言動や態度に人はすぐ敏感になって
     しまってネガティヴな先入観を持ってしまいがちですがやはり淡々と
     目の前の患者さんと向き合うのが基本中の基本。
     だからやっぱり(なんだかんだ色々あっても!?)ドクターは偉いなあって
     思っちゃう。




      息子の治療を行うことでおそらく全てが丸く収まっていくような
     触感がある。




      オードリーママがこれからどんな生き方をしていくのかわからないけれど
     彼女自身が心の拠り所をしっかり持って生きていけますように。






                                     主よ、人の望みの喜びよ




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