2016年4月28日木曜日

ピアス




    うちは二男の進学の時期にお引越しをしたという事情があって
   二人の子供の通う学校(ギムナジウム)が違う。長男は市内のど真ん中、
   ドイツ博物館裏の音楽ギムナジウム、二男は通学バスで10分の近所の
   学校だ。どちらの学校にも顔を出す機会があるけれど、まあそりゃあ、長男の
   学校は都会で音楽学校ときているから女の子が多くて華やかだ。
   一方、二男の学校は田舎だから女の子もかなり地味。明らかにジーンズが多い。


    長男の方の学校に顔を出すと(特に夏の暑い盛りなんて)高学年の女の子
   たちはお色気ムンムン(これも死語か?)。10歳から18歳までの子供たちが
   通うギムナジウム。10歳と18歳では全然違うけど卒業間際の18歳なんて
   体格もボリュームたっぷりで胸も露わだったりミニスカだったりで
   よく男の子たちは鼻血出さないもんだと心配になってしまう。




    タトウーはよくわからないけれどピアスはだいたい15歳前後でする子が
   多い。女の子たちがおしゃれに目覚め始める時期?なのかな?
   ちなみにうちの病院でもピアスの穴あけはやっていて、ちゃんと病院で
   (ちゃんと?病院で?)お医者さんに開けてもらいたいって人が時々
   うちにやってくる。ま、やってることはそんじょそこらのお店と変わらないと
   思うんだけど。消毒だって普通だし。まあ救急の対応は素早いかもね。




    日本人の駐在のご家庭でお子さんを現地校やインターナショナルスクールに
   通わせて日本に帰国後お子さんが(特に女の子)適応できなくて困ることの
   一つにファッションの問題があるそうだ。


    以前、臍ピアスを(耳はもちろん)していたお嬢さんが帰国後不良扱い
   されて登校拒否に陥ってしまったケースでお母様が悩んでらしたのを
   伺ったことがある。
   こちらではどこにピアスをしてたってどんな格好をしていたってそれと
   素行や成績とは何の関係もなくって生き生きしていたのにって。
   そのお母様はピアスを開けるときから何度となくお嬢さんに、日本に帰ったら
   こちらでしているようにはいかないこと、できるだけ日本では皆の格好に
   合わせるように口では指導していたらしいのだけれど海外生活が長かった
   お子さんにはいまいちピンとこなかったらしい。帰国子女らしい問題だなあ。






  それはそうとここんとこすごい天気だ。右は今朝起き抜けに撮った自宅の庭。
 左は職場の病院の窓から撮った午前中の眺めです。
 ドイツの春の天気は気まぐれ、というのはこの時期の常套句なんですが
 それにしてもすごすぎる。寒いよお〜。


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