2016年9月18日日曜日

バス中の一悶着





綾ちゃんが今回利用したのはFlixbus。プラハ行きのバスはたくさんあって
どれにしようか迷ったんだけどここのはバスの本数が多くて帰りのバスに
万一乗り遅れても1時間後にある。値段も15ユーロ。シーズン最安値。
他の会社は朝早いものか夜遅いのしかなくて時間調整が難しい。
結婚してから初めての一人旅で不穏な世界情勢でもあることだから
欲張らずに一泊だけにした。


ホテルもBookingcomのバーゲン(?)で良いお部屋をゲット。






ダブルのデラックスルーム一人使用で100ユーロ。
ここまで良いお部屋である必要はなかったのですが(寝るだけだし)
夫が心配して写真を送れと言ってきたのでちょっと奮発。


足とお宿が決まれば一安心。さて、出発!したところがいきなりのっけから
アクシデントが起こって面白い体験ができた。バスの中で一悶着あったんだ。



ミュンヘンを出発後、バスはレーゲンスブルクで一旦、運転手交代を行う。
綾ちゃんはすっかり眠くて乗車前に買った朝食用のパンに口をつけもせず
ぐががって眠りこけてた。なんだかバスが動いてもおらず、険悪な雰囲気で
もめごとが起こっていることに気がついたのは随分経ってからだったと思う。



バスの中では大議論が起こっていた。
タダ乗り乗客が1名いたのだ!


交代した運転手(外見と発音から察するにギリシャ人か?)が乗客の人数を数えた
ところ連絡よりも1名多かった。
調べてみると、綾ちゃんより3列前斜め右の席に座っているおっちゃん
(おそらくトルコ人)が乗車券を持っていないことが判明。運転手が詰問した
ら当人曰く、
「出発時間ギリギリで切符を買う時間がなかったから乗ってから払おうと
思った。今払う。」
するとそれに対して運転手さんは
「即、降車してくれ。私は警察を呼ぶ。どうしてもこのまま乗って行きたいなら
50ユーロ払え。」
この対応に他のお客さんたちまで参戦して大騒ぎになっていた。



綾ちゃんと隣席のにいちゃん(英語しか話せないみたいだった。英国人か?)だけが
ぼーっと成り行きを見守っていた。




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