2014年3月8日土曜日

ドイツ、男と女の物語 ⑨





      『それはいけない。いいですか、怒りというものは
      食事を変えるだけで無くなる様なものではない。
      もっと根本から立ち向かわなければいけないものなんだ。
      ご主人にお伝えください。是非この本を読むようにと。』




んで、紹介された本がコレ。




       




マーシャル ローゼンバーグ著




はああ???




そうか、そうなんだ。



ちなみに日本でもローゼンバーグさんの本は出版されていた。





ローゼンバーグさんという人はカール ロジャースの弟子らしい。
ロジャースなら綾ちゃんは日本で学生時代、臨床心理学〜ロジャース研究の講座を
(趣味で)取った事があるからだいたいの概要は知っている。




えっと、テーマがぶれないように、ここで綾ちゃんが何を問題にしたいのかを
先に書いとくけど、どうも、この本はDV関連の本らしいという事だ。
名著のようだけどね。



綾ちゃんは自分がお肉キライになった顛末を結構色んな人に説明するんだけれど
そう言えば日本人にばっかりでドイツ人に説明するチャンスはあまりない。
菜食主義が珍しくないからだ。
だけどその患者さんは私の話の中で「怒り(Wut)」という言葉に
すぐに反応した。そして即座に「暴力」と結びつけたのだ。



これがヨーロッパ的な発想なのか彼独自の体験オンリーによるものかは
判らない、が彼は彼自身がどれほどこの発作的な「怒り」に
悩まされてきたか、そしてこの本によってどれほど救われたかを
熱く語り出した。








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