2013年12月26日木曜日

ドイツ自然療法専門病院体験談 4 え?綾ちゃん入院?







                送り状を書いてもらったら、その書類の発行日より2週間以内に
     病院に入らなければならない。病院のほうはというとちょうど2週間後に
     ベッドが空くという。おお、これでパーフェクト、と思っていると、
     何と、入院の直前になって突然綾ちゃん病状が良くなってきた。
     あれれ? 6月からあれほど困っていたのに、
     こりゃ、喜んでいいやら悪いやら、、、。







         もちろん、全快というほどではないし、このあとまた悪化することだって十分
 あり得る。でも仕事も家庭も持ってる綾ちゃんがそれらを全部放り投げてまで
 いいものだろうか?第一、この状態でのこのこ病院に入院しに行って、
 「アンタ、何しに来たの?」って追い返されるんじゃないか?








             でも、職場でドクターにその旨相談すると、






                『いやいや、この際、しっかり治してきなさい。これから
       クリスマスに向かってうちもヒマになってくることだからね。
       吉岡さんの病気ももう随分長引いてしまったからね。』






と優しい御言葉。







           うちの患者さんと一緒にご飯を食べながらこの話題を蒸し返してみたら、
ある患者さんが、






                       『僕なら、行くなあ。』




とおっしゃった。







                 『だってこんな素晴らしいチャンスは滅多にないでしょう。
       吉岡さんの職業上の体験としても貴重なものになるはずだし。
       まずは病院まで行ってみて追い返されたらそれはそのときで
       いいじゃない。』








そう、やっぱりそう思うよね。












               そうこうするうちに、綾ちゃんプライベートでも大事件が起きた。
   綾ちゃん夫がお仕事の都合で1月から単身赴任することに決まったのだ。
   ううん、これからは家を空けるなんて絶対出来なくなっちゃう。
 


              やっぱり行くか!




        そうして決心して翌日出かけた。




綾ちゃんのお部屋。三人部屋でした。





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