2013年12月11日水曜日

新しい同僚 その十






                 数日後、患者として職場に行った。こんにちは~! お薬、お薬。鍼も打ってね。





                 おお、いた~!!  こ、これは、なかなかの美人ではないの。細身の眼鏡美人がてきぱきと働いている~!ドクターとは全部中国語で会話してるから何て言ってるかじぇんじぇんわかんないけど、患者さんと交わすドイツ語は綾ちゃんよりずっとペラペラ!パーフェクト!何もかも。素晴らしい!







綾ちゃん        『ドクター、ご迷惑おかけして本当に申し訳ありません。それにしても素晴らしい方にいらしてもらえてよかったですね。』



ドクター            『全くだ。よかった、よかった。彼女にはね、吉岡さんが完全に良くなるまで当分来てもらおうと思っているんだ。最低でも今年いっぱいはね。』






     えっ?そんなに?いくら何でもそんなに長く病欠は出来ないよ。今現在、大変なのは本当だけど少し良くなったら復活するってばあ。それとも理想的な新しいアシスタントが見つかって綾ちゃんお払い箱って意味かなあ? ちょっぴり不安になる綾ちゃん。



ドクター            『とにかく、吉岡さんは具合が本当に良くなってからでいいから仕事は事務とか電話応対からちょっとずつ始めて、そのあとは彼女と話しあってお互い無理の無いようにシフトを組めばいいけど、いずれにせよ今は病気を治すことに集中しなさい。仕事の話は今はまだ無し!』






    ううん、言葉どおりに受け止めて良いものか、イマイチ微妙。果たしてドクターの真意やいかに?








       

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